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院内システム 約9分

端末が止まった朝、受付は止めない|オン資障害時の正式手順と落とし穴

資格確認端末・回線・中央システムが止まったときの受付手順。被保険者資格申立書、資格確認書、緊急時資格確認機能(約30分)を開業クリニック向けに整理します。

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「今朝からリーダーが反応しない」——開業クリニックの受付で最もパニックになりやすい場面です。

本記事は、厚生労働省が定める 障害時の正式手順 を整理します。日常の受付は 受付の使い分け、予防策は 院内運用の型

障害の種類と影響

障害点影響院内で直せるか
カードリーダー故障マイナ受付困難○ 予備リーダー
資格確認PC故障照会不可○ 予備端末・証明書復元
院内LAN/ルーター照会不可○ 冗長化・再起動
停電全停止△ UPS
通信キャリア障害照会不可△ 別経路(仕様適合時)
中央資格確認システム広域で照会不可×
保険者データ未登録個別に「資格なし」×

【朝の確認】端末・リーダー・VPNの動作チェック

【障害発生時】

  1. 患者へ状況説明(診療は継続する)
  2. 資格確認書・お知らせの有無を確認
  3. 予備リーダー/予備PCへ切替
  4. 改善しなければ事務長へ連絡
  5. 広域障害なら申立書フロー/緊急機能の要否判断
  6. 事後:障害ログ・件数を記録

【やってはいけないこと】 ・理由なく一律10割 ・申立書なしで適当な保険者番号を手入力 ・障害を患者だけに丸投げ

## BCPは「国のシステムだから院外」ではない

2026年版安全管理ガイドラインは、災害・サイバー攻撃・システム障害を含む BCP策定・訓練 を求めています。

オン資障害は 収益停止 に直結し得ます。年1回の机上訓練でも、申立書の置き場所と担当者を決める価値があります。

出典:[安全管理ガイドライン 第7.0版](https://www.mhlw.go.jp/content/10808000/001716292.pdf)

## まとめ

- 障害時も 資格確認書・申立書 という正式ルートがある
- マイナ資格確認アプリは有効だが 手入力負担 に注意
- 緊急機能は 約30分 —— 即時代替ではない
- 索引:[全記事マップ](/blog/online-shikaku-kakunin-series-map/)

よくある質問

端末が動かないときは10割徴収ですか?
必ずしもそうではありません。被保険者資格申立書による手続きや、資格確認書での受付など、厚生労働省が定める障害時対応があります。一律10割にしないよう院内マニュアルを整備してください。
緊急時資格確認機能はすぐ使えますか?
コールセンター経由で、開放までおおよそ30分かかると厚労省資料に記載があります。即時のフェイルオーバーではありません。
マイナ資格確認アプリは本番の代替になりますか?
別回線での照会には有効ですが、レセコン自動連携が弱く手入力が増える場合があります。エマージェンシー用の位置づけが現実的です。